賃貸物件に住んでいて、照明を交換したいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。海外の影響もあって、最近は照明をインテリアとして取り入れるパターンも増えています。既存の照明を交換するだけで、部屋の印象が180度変わることは珍しくありません。
この記事では、賃貸で照明を交換したい方に向けて、照明で部屋のイメージをおしゃれに変える方法を解説していきます。
賃貸でも交換できるおすすめの照明もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
賃貸で照明を交換することは可能?
「賃貸だけど照明をおしゃれなものに変えたい」と思う方は非常に多いです。
結論からいうと、賃貸物件に住んでいても照明を交換することは可能です。
ただし、いくつか条件があるので注意してください。まず前提として、賃貸の照明を交換するのに大家さんの許可が必要となります。大家さんの許可が取れている場合や、入居時に照明がついていない部屋の場合は照明の交換をしても問題ありません。
しかし、大家さんの許可が得られない場合や、賃貸契約書で禁止されている場合は照明を交換することができません。
また、一般的に賃貸物件で照明を交換する際は、天井の耐荷重にあった照明を選びます。天井の耐荷重は、管理会社か大家さんに確認しましょう。たいていの場合、耐荷重は10kgのところが多いです。
取り付け口は、引っ掛けシーリングなら自分で交換が可能ですし、直付け工事なら取り付けと取り外しの際に電気工事士に依頼が必要です。直付け工事でも天井の壁紙を損なうことはありません。
照明で部屋のイメージをおしゃれに変える方法
ここでは、賃貸で照明を交換して部屋のイメージをおしゃれに変える方法を解説します。
1.照明器具の種類を変える何ですか?
一般的な丸型のシーリングライトからペンダントライトやシャンデリアに変えると、部屋が一気におしゃれな雰囲気になります。
賃貸物件では、部屋の中央に丸い形状のシーリングライトが設置されているケースが多いです。
シーリングライトは天井に直接取り付ける照明なので、高い位置からの光となり、部屋全体を照らせるメリットがあります。明るくするという意味では非常に効率的ですが、照明自体のデザイン性が低かったり、空間に明暗が生まれずメリハリのない印象を与えてしまったりするのが欠点です。
ペンダントライトやシャンデリアは、天井から吊り下げて設置する照明で、リビングやダイニングなどさまざまな部屋で使用されています。デザイン性が重視されているため、単灯で使用した場合「暗い」と感じることがあるでしょう。そうした時は、複数の照明を組み合わせて配置するのがおすすめです。
2.カバーシェードの素材にこだわる
ペンダントの電球を覆うカバーシェードには、ガラス、ホウロウ、ファブリック、和紙、木、スチールなどの素材があります。それぞれの素材で与えるイメージや光の広がり方が異なるので、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶことが大切です。
ガラス
透明なガラス製のシェードは光を通すため、部屋全体を明るく照らすことができます。光の一部がガラスに反射するので、ガラスシェードにカッティングが施されている場合はキラキラと輝く様子が美しいです。
クリアガラスはどんなインテリアにも合うシンプルなデザインのものが多いですが、電球が直接見えるため、ワット数の高い電球を使うと目に刺激があります。カラーガラスは色によって印象が異なり、インテリアとのコーディネートが楽しめます。例えば、モノトーンインテリアは重たい雰囲気になりがちですが、赤や黄色のガラスシェードを組み合わせることで暖かい雰囲気になります。
また、乳白色のフロストガラスは、木材を中心としたナチュラルインテリアと相性が良いです。
ホウロウ
ホウロウは光を通さないため、スポットライトのように下方向へと光が広がります。照明のデザインにもよりますが、インダストリアルインテリアや北欧インテリアとの相性が良いです。照明だけでなく、雑貨もホウロウで合わせると、統一感が出てよりおしゃれな雰囲気になります。
ファブリック、和紙
ファブリックや和紙のシェードは光を通しますが、柔らかく温かみのある光が特徴的です。上品な雰囲気や優しい雰囲気を演出してくれるデザインが多く、リラックスしたい部屋に向いています。和風や和モダン、アジアンテイストのインテリアに良く合いますが、最近ではカントリースタイルや北欧スタイルにも合わせられるものも増えています。
木
木製のシェードはほとんどが光を通さないため、下方向が集中的に明るくなります。ナチュラルインテリアとの相性が非常に良く、空間にぬくもりを与えてくれます。木製テーブルや観葉植物などとコーディネートするのがおすすめです。
スチール
スチールのシェードは光を通さないため、下方向に光が広がります。ガラスと組み合わせたデザインのものも多く、シンプルでクールな印象を与えます。スチールは無機質なイメージを持つため、インダストリアルインテリアにピッタリです。
3.照明で陰影をつくる
照明をインテリアの一部と捉えた時、全体をまんべんなく照らすことが必ずしも良いとはいえません。あえて複数の照明を設置し、明るい空間と暗い空間に分ける方法も、おしゃれな雰囲気づくりには効果的です。
例えば、リビングのメイン照明として、中央にシャンデリアを設置したとします。ダイニングテーブルの上に補助としてペンダントライトを配置することで、足りない明るさが確保できる、料理が美味しく見えるなどのメリットが得られます。
暗くなりがちなコーナーやデッドスペースに照明を配置するのもおすすめ。明るい空間との陰影が生まれて、非日常感を演出できます。
賃貸でも交換できるおすすめの照明をご紹介!
「どうやって照明を選べばよいか分からない…」という方に向けて、賃貸でも交換できるおすすめの照明をご紹介します。
インダストリアルインテリアに合うペンダントライト
ウエアハウスの作業用ランプをイメージしたユニオンペンダント。スチール材質のシェードとチェーンが無機質でクールな印象。インダストリアルインテリアとの相性が良く、黒やグレー、ブラウンなどの家具と合わせることでお部屋が洗練された雰囲気になります。
インテリアとして活用できるペンダントライト
パーチ無垢材で作られたアナグラムウッドペンダント。ブラックは引き締まった印象に、ナチュラルは優しい印象を与えます。木の素材感や隙間から漏れ出す光が温かみを演出してくれます。存在感のある照明なので、インテリアとしても活用できます。
部屋全体が豪華なイメージになるシャンデリア
4~6畳用の小ぶりなシャンデリアで、一人暮らしのお部屋にもピッタリです。電球が露出しない個性的なデザインと柔らかい光が特徴的です。クリスタルパーツが散りばめられており、1灯あるだけで部屋全体が豪華なイメージになります。
まとめ
賃貸でも照明を交換することはできるので、部屋のイメージをおしゃれに変えたいという人は、ぜひ照明の交換を検討してみましょう。今回ご紹介したポイントを参考に、インテリアを丸ごとチェンジするのも良いと思います。
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