照明選びの完全ガイド

照明の選び方-種類

ダウンライトのおしゃれな配置とは?設置のポイントやカバーの使い方も併せて紹介

ダウンライトは、一般住宅だけでなく、カフェや飲食店、ホテルなどの施設でもよく用いられている照明です。
ダウンライトを取り入れることで、天井がスッキリと見えるため、天井が低い空間や、空間をミニマルに見せたいときに有効な照明です。

この記事では、ダウンライトをおしゃれに配置するポイントを解説します。ダウンライトのカバーの使い方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ダウンライトとはどんな照明?

ダウンライトとはどんな照明?

ダウンライトとは、天井に埋め込む形で設置する照明です。照明本体が見えないため、天井がスッキリとした印象になります。
ダウンライトは光の広がり方によって2種類があり、広範囲を照らす拡散タイプと真下への光が強くなる集光タイプに分けられます。

ダウンライトを設置する上で重要なのが、個数と配置です。
メインの直接照明に比べて、1台あたりの光の量が少なく、部屋の広さによっては暗く感じることがあります。ですから、1部屋に複数台設置するケースは珍しくありません。

ダウンライト1台あたりの明るさは、60W相当で「1~1.3畳分」というのが一般的です。そのため、3畳の部屋であれば2~3台必要となります。

ダウンライトをおしゃれに配置するポイント

ダウンライトを用いて部屋をおしゃれな空間にするポイントを紹介します。

ダウンライトを用いて部屋をおしゃれな空間にするポイントを紹介します。

1.天井が低く狭い部屋に設置する

ダウンライトは、廊下やトイレなど天井の低い場所や狭い部屋に設置するのに向いている照明です。空間が狭ければその分台数も少なく済みますし、見た目もシンプルです。

廊下やトイレなどは長時間過ごす場所ではなく、特に飲食店の場合、多少暗い方が雰囲気が出る場合もあります。ダウンライトを主照明としてムードのある空間づくりが可能です。

反対に、ダウンライトを天井が高く広い部屋に設置する場合は注意が必要です。台数を多く必要とするあまり、天井の埋め込み穴が増えてごちゃごちゃした印象になってしまいかねません。

例えば、18畳のリビングに60Wのダウンライトを15台取り付けたとしましょう。60W1台につき1~1.3畳分に相当しますから、台数は間違っていません。しかしながら、天井のダウンライトが悪目立ちし、ごちゃごちゃして見えますので、おしゃれな空間づくりをする時、ダウンライトの多灯使いはあまりおすすめできません。ただし、雰囲気のあるレストランやバーなどでは、絵画やアレンジメントフラワーなどのフォーカルポイントとなる箇所とテーブルの上だけにライトが当たるようダウンライトだけを多用するのもおしゃれです。

2.リビングでは補助照明として配置する

リビングのような広い部屋にダウンライトを設置するのであれば、補助照明として用いるのが最適です。補助照明とは、主照明の明るさが足りない部分を補完する目的で使用される照明のことをいいます。例えば、主照明をシーリングライトやペンダントライト、シャンデリアなどにして、補助照明をダウンライトにするという使い方をします。

天井が高いリビングでは、吊り下げるタイプのペンダントライトやシャンデリアを主照明に用いるのがおすすめです。部屋の中心部分に主照明を2~3灯配置し、壁際に複数のダウンライトを配置すると、空間にメリハリが生まれておしゃれな雰囲気になります。

また、どう明るくしたいかによってダウンライトの適切な配置が異なります。床全体を明るくしたい時は、天井面に対して均等に並べるのがベター。集中的な光が欲しい時は、間隔を狭くして配置するのが良いです。

例外として、省エネの観点から主照明を付けないケースもあります。多灯タイプのデザインや消費電力の高い照明であれば、ダウンライトだけで快適に過ごせるように、主照明とダウンライトの電源を分けて設置してもらうとよいでしょう。

3.壁面やインテリアに光を当てる配置にする

ダウンライトの光は、単純に部屋を明るくするだけでなく、おしゃれな雰囲気づくりに大きく貢献します。壁面やインテリア(絵画や掛け軸、オブジェなど)、家具に光を当てる配置にすると、光の当たる部分が映えるため、空間に良いアクセントが生まれるのです。

ただし、ダウンライトは基本的に床面(下方向)を照らす照明です。シェードに覆われ、光の向きが自由に変えられるスポットライトとは構造が異なります。ですから、ダウンライトにスポットライトのような柔軟性を持たせるには、角度調整ができる「ユニバーサルデザイン」のダウンライトを選ぶ必要があります。ユニバーサルデザインのダウンライトであれば、光源の角度を変えられるため、眩しさを回避するのにも有効です。

ダウンライトの光を壁面やインテリアに当てる場合、光の当たる周辺部分をやや暗めにすると良いです。空間に明暗が生まれ、よりスタイリッシュな印象になります。
さらに、ダウンライト用の装飾品を取り付けることで、デザイン性を高めることも可能です。商品によっては、シャンデリアのようにキラキラとした輝きを持たせることもできます。

◆当店のおすすめ商品

◆当店のおすすめ商品①
【Fabbian】イタリア デザイン照明 ダウンライト「CINDY」クリア/ホワイト 1灯 GU5,3(W120×D120mm)
当店のおすすめ商品②
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当店のおすすめ商品③
【ART GLASS】天井のダウンライトをキラキラに装飾♪ダウンライト用クリスタル(φ120mm)

ダウンライトが眩しい時はカバーをつけよう

ダウンライトが眩しい時はカバーをつけよう

ダウンライトは基本的に電球が剥き出しになった照明です。光源が見えている照明を直接照明といい、ダウンライトの他にシーリングライトやペンダントライトが該当します。

直接照明の光は、直接目に入ると眩しいと感じることがあります。例えば、寝室のベッドの上にダウンライトを配置した時、目線の先にあると眩しさを感じる可能性があります。

リビングなどでも、ソファーの真上などにダウンライトを配置すると、光の強さが気になるかもしれません。特に、100Wなど電力の大きい照明を設置した場合にその傾向が強くなります。

ダウンライトの眩しさが気になる場合は、シェード付きの物に変えるか、後付けでシェード・カバーをつけて対処しましょう。シェードは素材や形状によって、ダウンライトの光をそのまま当てることもできれば、拡散させることも可能です。

最近は、フロストカバー付きのダウンライトやダウンライト用の遮光カバーのラインナップも増えています。ダウンライト用のカバーには、光を拡散させて眩しさを低減する効果があるため、ダウンライトが眩しい時に活用しましょう。

まとめ

ダウンライトをおしゃれに配置するには、部屋の広さや用途、主照明とのバランスを考慮することが大切です。ダウンライトは基本的に、補助照明としての役割が大きいです。ダウンライトを主照明として使用するのは狭い空間のみと考えておきましょう。

当店「EL JEWEL」では、海外メーカーのダウンライトやシェード付きダウンライト、ダウンライト用クリスタルなどを取り扱っております。おしゃれなダウンライトをお探しの方は「EL JEWEL」をご利用ください。

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