壁に設置する照明をウォールライト、もしくはブラケット照明といいます。玄関や階段などに設置することが多く、デザインの種類も豊富です。
本記事では、ブラケット照明の特徴と、おしゃれなブラケット照明の選び方を解説します。
ブラケット照明の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブラケット照明の特徴
ブラケット照明は、壁面に取り付けられる照明で、階段や廊下・キッチン・洗面所・玄関・寝室など、基本的にはどんな場所にも取り付けられます。ブラケット照明を設置することで、殺風景な壁面のアクセントにもなります。
また、ブラケット照明の周辺の壁や天井を部分的に照らすため、間接照明のような柔らかい光も演出され、非常におしゃれな空間を作ることも可能です。
おしゃれなデザインのものが多く、種類も非常に豊富なのでお部屋のインテリアとしても機能します。
おしゃれなブラケット照明の選び方
おしゃれなブラケット照明を選ぶ際には、以下のようなポイントに注目して選びましょう。
- 空間に合うデザインを選ぶ
- 欲しい機能を選ぶ
- 設置場所に合わせて光の色を選ぶ
- 配線工事が必要かを確認する
それぞれの選び方について解説していきます。
空間に合うデザインを選ぶ
まずは、その空間に合うデザインを選びましょう。
ナチュラルテイストやモダンテイストなど、部屋の雰囲気によって相性の良いブラケット照明のデザインは異なります。
ブラケットライトを設置予定の空間をどんな雰囲気にしたいのかをイメージしてみましょう。
欲しい機能を選ぶ
ブラケット照明には、使用する場所や目的によって機能を選べます。
例えば、人が来た時に反応して照明が点灯する人感センサー機能は、玄関先や勝手口周辺、廊下や階段などにおすすめです。
夜に帰宅した時や、夜中にトイレに行く時に玄関や廊下・階段のブラケット照明が点くことで、足元を明るく照らされて転倒する危険性も低くなります。玄関や勝手口に設置すれば、防犯対策としても使えます。
ただ海外輸入で集積LEDを使用している照明は、人感センサー機能や調光ができない照明も多いので、照明専門店に確認が必要です。
設置場所に合わせて光の色を選ぶ
設置場所に合わせてブラケット照明の電球の色を選びましょう。
例えば、寝室にブラケット照明を設置するなら暖色系の電球色の光がおすすめです。
暖色系の光には、リラックス効果があるので睡眠の質を高める効果が期待できます。
洗面所に取り付ける場合は、自然光に近い昼光色の光が良いです。
電球色の色だと、自分の顔色が鏡に正確に映し出されずに化粧ムラや厚塗りをしてしまいやすいです。
自然光に近い光なら、その日の自分の顔色を正確に確かめることができ、化粧にムラができにくくなります。
このように、設置する部屋の用途に合わせて電球の色を選んでください。
配線工事が必要かを確認する
ブラケット照明には、配線埋め込みタイプとコンセントタイプの2種類があります。
海外輸入のおしゃれなブラケット照明は、ほとんどが配線埋め込みタイプです。壁の配線に直接ブラケット照明を繋いで電気を通して使う照明で、このタイプのブラケット照明を購入する場合、設置箇所に配線が出せるかどうかの確認をしなければなりません。
取り付けには電気工事士による取付工事が必要になってくるため、必ず専門業者に依頼してください。
コンセントタイプは、デザインの種類は非常に少ないですが、既存のコンセントに差して使用できるタイプです。
電気工事をしなくてもブラケット照明を設置することができますが、電源コードが剥き出しになってしまうというデメリットがあります。
観葉植物や家具などを置いて配線を隠すなどの工夫が必要です。
設置する高さに注意する
ブラケット照明は、壁に設置する照明のため、設置高さに気を付けなければなりません。
例えば、階段に設置した時、設置高さが低いと頭にぶつかってしまう可能性があります。
高い位置に設置すると光が床まで届かなかったり、目線の高さに光源があると目に光が直接入って眩しかったりなど、使い勝手が悪くなります。
生活をしていて邪魔にならない適切な高さに設置するようにしましょう。
まとめ
ブラケット照明は、おしゃれなデザインが多く、天井の低い日本の家屋でも、天高を気にせず自分の好みに合った照明を選べます。
ただ壁に取り付けるブラケット照明は、取り付ける場所に下地が入っていること、また壁から電気配線が出ていることが取り付けられる前提のため、新築やリフォームの時でない場合は、ブラケット照明を選ぶ前に、まず取り付けが可能かどうかの確認を専門業者に現調してもらう必要があります。
照明器具を選ぶ際は、部屋の雰囲気に合うデザインを選ぶだけでなく、部屋の用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
コメント