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照明のよくある質問

ダウンライトの交換は自分でできる?交換頻度や費用はどれくらい?

ダウンライトは、天井に埋め込む形で設置する照明器具です。天井に取り付けるシーリングライトに対し、ダウンライトは天井面をフラットにし、室内を広く見せることができるなどのメリットをもちます。

ただ、天井から隠れている分、ダウンライトは交換が難しそうなイメージがありませんか?
「ダウンライトの交換は自分でできるの?」「交換頻度や費用はどれくらい?」ダウンライトの交換について、さまざまな疑問を抱かれることでしょう。

そこで、この記事では、ダウンライトの種類と交換方法、交換頻度、費用の相場をご紹介していきます。

ダウンライトの交換は自分でできるの?

ダウンライトの交換は自分でできるのか

ダウンライトには2種類があり、どちらも電気工事士による工事が必要です。それぞれ「交換型」「一体型」と呼ばれ、特徴や交換方法が異なるため、新しく購入する場合や不具合が生じた場合には注意が必要です。まずは、ダウンライトの「交換型」「一体型」の違いをご説明します。

交換型のダウンライトは電球のみ自分で交換できる

交換型のダウンライトとは、照明器具本体と電球が別々になっているものです。呼び方の通り、電球のみを自分で交換できるので、電球が切れた時はもちろん、明るさや色温度を変えたい時にすぐ対応できます。
その反面、照明器具本体の価格がやや高く、導入時にコストがかかるのがデメリットです。

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チューブダウンライト「Tube」1灯・全4色(φ77×H150mm)S

「ほかにはないこだわりの製品を」を理念に掲げるアートワークスタジオ社のダウンライトです。スチールと内側のシルバー塗装が高級感のある質感を演出。一見すると照明には見えないおしゃれなデザインです。引っ掛けシーリングがあれば自分でも交換が可能で、電球の交換も簡単にできるため、一般家庭にもおすすめです。

一体型のダウンライトは電球が自分で交換できない

一体型のダウンライトとは、照明器具と電球が一体化しているものです。呼び方の通り、電球のみを取り外して交換することができないため、交換時には照明器具自体を交換しなければなりません。
照明器具本体を交換する際は、天井の配線工事が必要になり、電気工事士の資格が必要です。そのため、無資格の人が自分で交換することはできません。

一見するとデメリットが多い印象ですが、交換型のダウンライトに比べてデザイン性が高いものが多く、価格も低めに設定されています。

LED電球が普及している昨今は、一体型ダウンライトの寿命も長くなっており、「電球のみの交換」ができない点が不利になるとは限りません。むしろ、導入時のコストが安い分、一体型ダウンライトの方が好まれる傾向にあります。

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1948年に設立されたオーストリアのブランド・ORION製のクリスタルLEDダウンライトです。画期的なデザインを使命とする同社らしく、宝石を模した形状が独創的。インテリアとの相乗効果でラグジュアリーな空間を生み出します。

ダウンライトの交換頻度はどれくらい?

ダウンライトは、交換型も一体型もおおよそ10年を目安に交換が必要です。

ダウンライトを含め、照明器具の一般的な寿命は10年程度になります。製造から10年を過ぎると故障しやすくなるといわれているため、定期的な点検が必要です。照明器具の製造年月を知りたい時は、本体に貼られている銘板(ラベル)を確認してください。

交換型のダウンライトの電球の交換頻度は、電球の寿命によって異なります。近年主流となっているLED電球であれば、寿命は40,000~50,000時間、1日8時間の点灯で10年以上とされています。

LED電球が従来の白熱電球と違うのは、寿命が長いだけでなく、半永久的に発光するという点です。「購入時よりも暗い」「点灯時にチカチカする」などの不具合が10年前後で発生しやすくなることから、寿命が10年以上といわれています。

ダウンライトの交換費用の相場は?

ダウンライトの交換費用の相場は

「ダウンライトが故障した」「インテリアの模様替えに合わせて新しいものに変えたい」など、ダウンライトを交換する場合、費用が気になるところです。
ここでは、ダウンライトの交換費用の相場をご紹介します。

交換型ダウンライトの電球交換にかかる費用と手順

交換型ダウンライトの電球交換を自分で行う場合、必要なのは新しい電球の購入代金のみです。電球には10,000円以上のものもありますが、多くは1,000円以下ですので、ほとんど費用はかかりません。

以下は、交換型ダウンライトの電球を交換する手順です。
1.電源スイッチを切って熱が冷めるのを待つ。
2.照明カバーのふちを下方向に引き出し、取り外す。
3.電球を回してゆるめ、交換する。
4.照明カバーを元に戻す。

年式の古いダウンライトの中には照明カバーがネジで固定されているものもありますが、ドライバーで取り外すことが可能です。

ダウンライトの交換を業者に依頼する場合の交換費用

ダウンライト本体の交換は電気工事店に依頼することになるため、照明器具本体の費用と工事費用がかかります。

ダウンライトはメーカーやグレードによって価格に幅がありますが、1台につき数千円から25,000円程度を相場と考えてください。工事費用はダウンライト1台につき2,000~4,000円程度です。

その他、オプションで以下の費用がかかる場合があります。

上記はあくまでも相場ですので、業者によっては大きく異なる場合があります。
実際にどのくらい費用がかかるかは、見積りをとって確認しましょう。

特殊な作業が必要な場合の交換費用

アンティーク照明や海外製のシャンデリアなど、複雑な装飾や日本製の照明とは構造が異なる照明の場合、交換時に特殊な作業が必要になります。
一般的なダウンライトのように、どの業者でも交換に対応してくれるとは限りません。

当店「EL JEWEL」では、主に海外メーカーの照明やシャンデリアの取り付け、取外し、移設も行っております。ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

今回は、ダウンライトの種類と交換方法、交換頻度、費用の相場をご紹介しました。
一体型・交換型どちらのダウンライトも、本体の寿命は10年程度ですので、10年を目安に交換を検討してください。交換費用については、業者で大きく異なる場合があるため、複数社で見積りを取るのがおすすめです。

当店「EL JEWEL」では、一般的な照明器具のほか、古い照明器具やアンティーク照明、海外ブランド照明の交換・取付工事を承っております。海外サイトで購入したダウンライトやシャンデリアなどの取り付けにも対応していますので、ぜひ一度当店までご相談ください。

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