照明選びの完全ガイド

照明の選び方-種類

シャンデリアにはどんな種類がある?失敗しないシャンデリアの選び方

シャンデリアは天井に吊り下げる照明として知られ、ラテン語で「輝く」という意味があるように、部屋を明るい雰囲気にさせてくれます。

そんなシャンデリアは種類が多くあり、どのようなものを選べば良いか迷う人や、選び方に失敗し後悔する人も少なくありません。シャンデリアは部屋を明るくするだけでなく、部屋を装飾するという役割も担っているのです。

今回は、シャンデリアの種類や選び方に失敗しない方法についてご紹介します。

シャンデリアの種類と特徴

ペンダントライトの仲間に分類されるシャンデリアですが、両者の大きな違いは灯りの形です。
ペンダントライトは狭い範囲に光を当ててその余韻で周囲を明るくするのが特徴ですが、それに対してシャンデリアは、照明器具としてのみならず、部屋の装飾もできる優れものです。
ここからは、シャンデリアの種類と特徴について解説します。

クリスタルシャンデリア

クリスタルガラスを施したのがクリスタルシャンデリアであり、重量5kg未満だと引っ掛けシーリング加工をして取り付け工事が不要です。装飾性が高く、華やかで非常に豪華な雰囲気を演出できます。きらびやかで重厚感ある素材で、部屋全体をキラキラ明るい雰囲気にさせたい場合に最適です。

クリスタルシャンデリア
【ART GLASS】クリスタルシャンデリア「MARIA TEREZIA」9灯(W730×H790mm)

アイアンシャンデリア

アイアンシャンデリアはクリスタルシャンデリアと比較すると、アームのアイアン部分が目立ちにくく、あまりキラキラしないシャンデリアが好みの方に最適です。また、アイアンシャンデリアは割れにくいため、移設が多い、地震が怖いといった方におススメです。

アイアンシャンデリア
【TROY】アメリカ・アイアンシャンデリア「Bordeaux」5灯(W700×H832mm)

ウッドシャンデリア

大きめのペンダントライトとしても使用可能であり、高級リゾート感を醸し出すのがウッドシャンデリアです。ビンテージ加工されているものが多いですし、本物のウッドは劣化が早く、ウッドに見せかけた別の素材を使用している場合があります。高さがあるものが多いことから、設置する場合は天井高の注意が必要です。

ウッドシャンデリア
デザインウッドシャンデリア15灯(W1180×H1330mm)

ワイヤーアート・シャンデリア

ワイヤーアートシャンデリアは、吹抜けの天井のエントランスの階段で使用したいという場合に適しています。自宅や建物が吹抜けになっているという場合、ワイヤーアート・シャンデリアがおススメできます。

ワイヤーアートシャンデリア
【LA LUCE】ワイヤーアート・クリスタルシーリングシャンデリア 5灯 (φ460×H1100mm)

失敗しないシャンデリアの選び方

シャンデリアはヨーロッパ風のモダンな部屋のインテリアとして使用したい場合や、レトロな雰囲気を演出したい部屋にも合います。

シャンデリアの選び方で失敗しないためには、特に以下の2点を意識しましょう。

①幅や高さに注意する

シャンデリアを選ぶ際のポイント1つ目は、「幅や高さに注意する」という点です。シャンデリアは天井にぶら下げるものであるため、高さに余裕がなければなりません。一定以上の高さがなければ、人の頭近くまで来てしまいます。チェーンやコードで長さ調整は可能ですが、ある程度チェーンの長さがあったほうがより美しく見えます。天井の吹き抜けのない部屋で高さに余裕がない場合、高さが低いシーリング縦の飾りの少ないタイプのシャンデリアにするのが良いでしょう。

②重量を確認しておく

シャンデリアを選ぶ際のポイント2つ目は、「重量を確認しておく」という点です。シャンデリアはガラス製品のため、ガラスの分量によっては小さいものでも重量がかさみます。引っ掛けシーリングプラグは耐荷重が5kg未満のため、重量が5kgを超える場合、10kg未満まで対応のシーリングカップに交換加工するか、直付け工事をする必要があります。

まとめ

今回はシャンデリアの種類と失敗しないシャンデリアの選び方についてご紹介しました。シャンデリアは部屋の照明器具としてだけでなく、装飾として使用されることが多くあります。部屋全体を明るい雰囲気にさせてくれるため、シャンデリアは魅力が多いのです。

部屋の雰囲気をモダンにしたい場合や、レトロな雰囲気を演出したい場合にも合います。
幅や高さ、取り付け口についてしっかりと事前に考慮しておくことで、シャンデリアの選び方で失敗しにくくなるでしょう。

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